おせち料理は現在ではお正月に食べることの多い料理ですが、「おせち」はもともと暦上の節句を指し、季節の変わり目に祝い事を行う「節(せち)」の日に食べる料理でした。
【おせちを食べる理由】
おせちは神様をおもてなしするための意味もあります。そのおせちを食べる理由としては以下などがあります。
・神様にお供えするものを一緒に食べることで御利益にあずかる
・神様を迎える際にせわしくしない
・台所を使わない
【お節料理の種類について】
おせち料理は何種類作るのが定番なのでしょうか。地域や家庭によっても異なりますが、20〜30種類用意するのが一般的とされています。また、品数は、偶数の場合2で割れてしまうことから、昔から縁起が良いとされる奇数にするとよいと言われています。
【お節料理の定番21種類】
おせち料理は「祝い肴」「口取り」「焼き物」「酢の物」「煮しめ(煮物)」の5種類に分けられます。以下でその代表的なものを紹介します。
祝い肴とは、その名の通り祝い場で酒の肴として用意され、「祝い肴三種」として一品一品に願いが込められています。なお、関東では「数の子」「黒豆」「田作り」、関西では「数の子」「黒豆」「たたきごぼう」の三種が一般的です。
「口取り」は「口取り肴」の略称で、酒の肴を意味しています。見た目や色が華やかで甘みのあるものが多いです。お祝い事では最初に提供されます。かまぼこや伊達巻、栗きんとん、昆布巻きなどが代表的です。
おせち料理の定番として食べられる「焼き物」には、鯛やブリ、エビ、ハマグリなどがあります
おせち料理の定番として食べられる「酢の物」は、紅白なます、酢レンコン、菊花かぶなどです。
おせち料理の定番として食べられる「煮しめ(煮物)」は、筑前煮、手綱こんにゃく、たけのこ、里芋などがあります。
これまであまり知ることのなかったお節料理について簡単に調べてみましたが、
まず、21種類も用意するのには驚きました!
しかもその料理1品1品に様々な想いが込められているお節料理。
めちゃくちゃ素敵だと再確認しましたので、この年明けのおせちは、普段より感謝して頂きます。
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ハリココ鍼灸治療院/整体院 淡路志筑院でございます。